ドリルペンギンの日々の日記

日々の活動を記録するただそれだけ。将来は羊飼いになって実家と山を往復する暮らしがしたい。

やっぱり日記は続かなかった…うっかりはまった韓ドラについて

 ブログやっぱり続かなかった…まだ一回しか更新していないのに…

 というのも最近うっかりNetflixのオススメに出てきた「イカゲーム」にはまり全9話を一気見してしまったからである。韓ドラは罪なことをしてくれる。

 その前に先日観た「蒲田行進曲」について少し書きたい。齢22にして蒲田行進曲はずっと観たいと思っていた作品のひとつである。一時期演劇に興味があり役者について考える中でオススメに出てきたからである。売れっ子だった銀ちゃんと小夏さん、そして銀ちゃんの師弟で大部屋役者のヤス、三人の関係性に最後は感動させられるけど、いい意味でも悪い意味でも昔の映画界って感じがした。

 さてイカゲームの話に移るが、この作品のすごいところはちょい役に大物使っていること、たとえば1話で出てきたあの人とか、最後まで仮面かぶってたあの人とか、Netflix本当にすごいと思う。そして韓国版カイジともいわれるこの作品の主軸は子供の遊びを使ったデスゲームである。正直ゲーム自体は盛り上がらないが(イカゲームのルールがいまだにわからん)ゲーム中に露になる参加者たちの素顔、公平をうたったゲームもすべてが公平に行くわけではないことなどサイドストーリーで面白さを掻き立ててくれる。今ここでブログを更新している自分はあと半年で自立するわけだけど、今は親の金でありがたく普通の暮らしをさせてもらっていて幸せで、ただこの幸せは他の人にとっては不幸せかもしれないし、大学生活を送っていてもそうだが、自分の社会的地位はある程度保護者の財力と知能レベルに依存するよなと友達との会話で感じてしまう。高校から地元ではないところに通っているので、レベルの違いは分かりやすく感じる。

 世の中は平等にはいかないのである。その中でゲームに勝った彼がとる行動も納得ができる。デスゲームはもちろん地獄だが、現実世界はさらに地獄。韓国映画で社会の格差を取り上げるシーンが良くあるが、日本の社会格差よりさらに深刻なのだろう。

 話は飛ぶが、じゃあ彼らにこちらから積極的に配慮する必要があるのか、私はNOだと思う。もちろんマイノリティと言われる諸々の当事者ではないが、なぜ当事者でないのに当事者が求めているとは言ってない諸々について配慮しなければならないのか。と最近Twitterのタイムラインを見て感じてしまった。うちは比較的金持ちな方であると最近判明したが、かなり庶民的な暮らしをしているし家族全員高価な買い物は1年くらい悩んで買うからなおさら不平等に文句たれている自称貧困層(もちろん全員ではないことはわかっている)が自分の家より金遣いが良いと腹が立ってしまう。こういうこと書いたら垢banされるのだろうか?まあいいや。