先日、念願のレコードプレイヤーを購入した。
audio-technicaのAT-LP60X。
ヘッドフォンもイヤフォンもオーディオテクニカを選ぶくらいオーディオテクニカの製品が出す音を気に入っている自分だから、こうなったら全部同じメーカーで揃えたくなる。
そもそもなぜレコードプレイヤーが欲しいかと言ったらすでにLP盤を1枚所有していて飾るだけじゃもったいないと思い始めたからである。
そのような経緯で半年くらい家電量販店を回り、Amazonの海を泳ぎ購入を検討していたのだが、最近原点回帰なのかレコードが流行っているらしく、意外とバリエーションがある。おそらく初心者向けはアンプ一体型だろうが、最終的に購入を決めた製品は別売りのアンプにつなげる必要がある。親戚の家で入手したVictorのEX-AR3
Amazon.co.jp: JVCケンウッド ビクター コンパクトコンポーネントDVDシステム EX-AR3 : 家電&カメラ
ビクター公式サイトで確認したら2007年発売で驚きを隠せず。音の違いをわからない女なので、少なくともストリーミング配信をスマホで聴くよりもいい音(高音域で音割れしないから耳が痛くならないの意)な気がする。今まで2000円のスピーカーを使っていた何ならスマホの場合はそのままで流していた私からしたらこれで一気にオーディオヲタクの仲間入り。
さて、機材をすべて揃えたところで実際に聴いてみた。映画『BABY DRIVER』のサウンドトラック。ストーリー自体は裏社会から足を洗おうとしたら、弱み握られて系のよくあるやつだが、何よりも劇中音楽が良い。私のお気に入りはダイナーのシーンで流れるCarla Thomasの『B-A-B-Y』。雰囲気も相まって非常に良い。
当然といえば当然であるが、針と溝が接触して音を発生させているのだから、意外とアンプ通さなくても音が聴こえていて新たな発見であった。
ひきこもり暮らしがさらに楽しめる空間が誕生してしまった。