ドリルペンギンの日々の日記

日々の活動を記録するただそれだけ。将来は羊飼いになって実家と山を往復する暮らしがしたい。

映画 犬神家の一族はなぜストーリーにひかれてしまうのだろう

 初の日記をこのテーマでお送りするのはいかがなものかとは思ったが、自分の趣味の話とも通づるものなので、映画の話を一つ。

 とは言いつつ、自分は日本映画をほとんど観たことがない、ではなく記憶にない。観てないわけではないのだが、「何度でも観たい」といったものに出会ったことがないのである。それ以外では何度でも観たい作品をいくつも挙げられる。「ターミナル」は自分の大好きな作品である。ほぼあり得ないけどないとは言い切れないあのシチュエーションで自分だったらどうするか、目的を成し遂げるためであったら何でもできるのか、そのようなことを考えさせられる作品である。

 ここで犬神家の一族は日本映画で一番面白い作品であると自分は思っている。石坂浩二版旧作、新作共に視聴したが、ミステリー性が強いわけではないのに面白い。演者の高い演技力がそうさせるのかもしれないが、ドラマのお決まりの展開を何度でも追いたくなる。この作品をさらに面白くさせるところはミステリーでありながら、一族の悲劇の物語になっているところであろう。当然あの時代でも許されるものではないが、今だったらその設定はいかがなものだろうかというところが見受けられる。(松、竹、梅は異母兄弟で本家の娘として認められていない、つまり佐兵衛かなりクズでは…、レ○プシーン)。正直見ていてかなりきつかったが、それも含めてあの映画の良さが出ているから何度でも観たくなる。悪人だらけの映画が面白くないわけないからこの作品は好きという結論で今回は終幕。

 次は昨日見た「蒲田行進曲」の感想を綴ろうと思う。まだ日記一日分しかかけてないけど続かなそうだな…